【質の良い睡眠編】老けないカラダをつくる

<睡眠編>若々しいカラダはきちんとした生活習慣のうえにこそ成り立つもの。
忙しさにかまけて、ついおろそかになりがちな毎日の生活を見直して、老けないカラダづくりのために今できることを考えてみましょう。

今日から始めるカラダ生き生き習慣

日光をたっぷり浴びてぐっすり眠る

睡眠はただ体を休めるためだけのものではありません。睡眠時に「成長ホルモン」がきちんと分泌されると古くなった細胞が再生されるようになり、アンチエイジングに欠かせない抗酸化作用も高まります。

この成長ホルモンが最も多く分泌されるのが、眠りについてすぐの深いノンレム睡眠のときといわれています。深いノンレム睡眠を得るためには眠りへといざなう「メラトニン」を十分に分泌させることが必要です。

メラトニンは日中たっぷりと太陽の光を浴びることで分泌される「セロトニン」が変化したもの。暗いほうが分泌されやすいので、部屋は暗くして眠るほうがいいでしょう。また、目から入る光が交感神経を刺激するとメラトニンの分泌を妨げてしまうので、寝る直前までスマホやパソコン画面を見ていることもやめましょう。寝る前にはぬるめのお湯にゆっくり浸かってリラックスすると、安眠につながります。

Point

質の良い睡眠には、日光浴と寝具が大切!

質のよい睡眠のための枕選び

よい睡眠には、寝るときも立っているときと同じ姿勢を保つことが理想といわれています。そこで枕は、首と肩の間に隙間ができないような高さや形のものを選ぶようにしましょう。いつも横を向いて寝る人は、まず枕の真ん中に仰向けに寝た状態から左右いずれかに体を倒し、肩と頭が水平になるものを選びます。実際は敷き布団やマットレスの沈み込みもあるため、総合的に見ながら選ぶことが肝心です。

枕の位置 睡眠 ウエルビーング life ビタミンママ

ふとんと枕の間に隙間ができない状態がベスト。横向きに寝る人は寝返りを打つことを考え、枕の中央から体を倒した位置で判断します。

取材協力:菊屋寝装店

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