若いころに比べてだんだん無理が利かなくなってきた…
そう感じることが増えたら体の変わり目のサイン。
自分の体とよく向き合って、未病のうちに対策をしましょう。
年に1回の健康診断で数値の変化をチェック
自覚がなくても体は年々変化していくもの。それを見える形で知ることができるのが定期健康診断です。勤務先や自治体による年に1回程度の健診をきちんと受け、体チェックを欠かさないようにしましょう。血圧やコレステロール値なども、前年や前々年の検査結果と比較することで、現在の状態が分かります。もし数値が上昇していたら重大な疾病につながる前に、かかりつけ医に相談しましょう。
年代に応じて追加の検診も検討を
一方で、検診は、重大疾病の早期発見の機会でもあります。特に自治体で実施しているがん検診などは、その多くが早期に発見すれば死亡率が下がるというエビデンスに基づいて設定されています。「もう少し早く発見できていたら…」ということにならないためにも、積極的に受けるようにしましょう。
また、自治体の補助のあるなしにかかわらず、必要な検診は自ら進んで受けるようにする必要があります。女性では、20代からは子宮頸がん、30 代からは乳がんの発症率が高くなり、さらに50代では子宮体がんの発症率が高まります。このように年代に応じた検診を適宜、取り入れていくことが肝心です。
大人の予防接種スケジュール
集団予防や重篤な疾病の予防には予防接種も有効です。年齢や接種間隔などの条件を満たせば、全額、または一部公費負担で接種できるものもありますので、かかりつけ医と相談しながら上手に活用しましょう。
こんなオプション検査も
●上部消化管内視鏡検査
●大腸内視鏡検査
●肺がん検査
●PSA 検査(前立腺がん)
●HCV 抗体検査(C 型肝炎ウイルス)
●心臓ドック
●脳ドック
●腹部超音波・CT 検査
●婦人がん検査
●ヘリコバクター・ピロリ菌検査
●骨粗しょう症の検査
●各種がんリスクスクリーニング検査
(PET-CT 検査など)
など
※施設により異なります
若いころに比べてだんだん無理が利かなくなってきた… そう感じることが増えたら体の変わり目のサイン。 自分の体とよく向き合って、未病のうちに対策をしましょう。 40代から生活習慣病に注意を 少しの不調も若さで乗り越えてきた年代を過ぎ、[…]