子育て世代もシニア世代も活気あふれる街、たまプラーザ。この街を陰日向で支えているのが、駅を中心に広がる3つの商店街。“ウェルビーイング”な街づくりに積極的に取り組んでいます。
そこで、3つの商店街の会長さん方に集まっていただき、街づくりにかける想いやウェルビーイングの取り組みについてお話を伺いました。
左から「一社)たまプラーザ中央商店街」会長 松本 茂さん、「たまプラーザ駅前通り商店会」会長 小松礼次郎さん、「たまプラーザ商店会」会長 朝香 好平さん。「たまプラーザ連合会」の名称で3商店街協力して取り組んでいる活動も多い。
番外編 商店会は暮らしのスーパーマン!?
――3商店街の会長のみなさんは本当にチームワークの良さが光っていらっしゃいますね!
小松さん(以下敬称略):三者三様、性格が全然違うんです笑
朝香さん(以下敬称略):今はやりの多様性です!
小松:みながそれぞれを認め合っているから一緒に活動できているんです。得意な分野もいろいろ違うんで。みなさん、「自分の商店街が一番だ」という自負をもちながらね笑
「この街に暮らすみなさんのウェルビーイング」というビジョンがある程度明確になっているから。言葉で言わなくても目ざしているところがなんとなくわかっている。だから一緒に行動できるんじゃないかと思いますね。
小松:実はね、たまプラーザ駅前通り商店会は、最初は「街灯保存会」という名前だったんですよ。その何年か後に「たまプラーザ駅前通り商店街」って名前になりました。
――え⁉ 街灯って商店街が管理してくれているんですか?
小松:そうです。街路灯や電気代は横浜市から補助は出ているんですが、住民の安全確保という観点から商店街がその管理を担っています。
松本さん(以下敬称略):防犯カメラも、最近では補助金が出るようになりましたが、これはちょっと自慢になっちゃうんですけど、「一社 たまプラーザ中央商店会」では、補助金が出る前から、もう20年以上も前から防犯カメラをつけているんですよ。やはり商店街は住民の安全を守るという使命をもっているので。
昔、誘拐殺人事件があって、商店街の街路灯のカメラによって犯人がわかったということがあって、当時のうちの商店会長が「うちでもつけよう!」と言って、商店会で8台つけました。今では11台になっています。もちろんプライバシーの問題もありますから、警察から要請があったときにだけ、警察の人だけが見るという形で運営しています。
小松:清掃活動もやっています。毎月同じ日に商店街と自治会で一斉に。ちなみに、うちはお掃除好きなんで、第1、第3日曜日の月2回です。
<落ち葉清掃>
美しが丘公園の落ち葉清掃。2024年は約240名が参加しました!
――街灯の管理から清掃活動からパトロールから、全部商店街が担っているんですね!
小松:「スーパーマン」ですからね!商店街は!笑
松本:これもみんな、住民の方が商店街で買い物をしていただいたものを還元させていただいているというところもありますから、やはり商店街に足を運んでいただいて、買い物をしていただいてこそですね。
朝香:これからも横のつながりを大切にして、住民のみなさんに商店街をもっと身近に感じてもらえたらそれが一番です。
暮らしのことなら、たまプラーザの街を知り尽くした私たちにお任せください!
【Vol.1~3 全ての記事】
Vol.1 たまプラーザ商店街へようこそ!~商店街から発信する“ウェルビーイング”~
Vol.2 たまプラーザ商店街へようこそ!~商店街から発信する“ウェルビーイング”~